一般病院との違いとメリット

日赤の呼び名で親しまれている日本赤十字病院は、日本赤十字社を本部として国内すべての都道府県で病院を展開しています。
この記事では赤十字病院と一般病院の違いや、赤十字病院で働くメリットについて紹介しましょう。
赤十字病院は総合病院であり、一般病院と同様にさまざまな症状に対応しています。
一方で、災害や紛争などが起きている場合、国内外にかかわらず医療活動を行うのが赤十字病院の特徴です。
世界192ヵ国にネットワークを有する国際赤十字組織の一員として、戦争や紛争犠牲者、災害被災者への救援活動を行っています。
とはいえ、前述の通り通常は一般病院と同様に、入院や通院する患者さんへの医療および看護サービスを提供しています。
平時であれば、一般病院との業務の違いはほとんどないと言っても過言ではないでしょう。
それでは、赤十字病院で働くメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
代表的なメリットとして挙げられるのが、看護師教育制度が充実していることです。
継続的にキャリアを伸ばすための教育システムが充実しており、独自のラダー制度を導入しています。
管理職や国際貢献、教員など目的に合わせた教育が受けられるのは、看護師にとって魅力です。
そのほかにも、歴史と実績のある病院なので信頼度が高く、安定した業績であることもメリットと言えます。
労働組合がしっかりと活動しているため、明確な給与システムや福利厚生の充実など働きやすい環境です。