国際要員として活躍する方法

災害地や紛争地などの海外で困っている人々の役に立ちたい看護師は、日本赤十字社の国際要員を目指すのも手です。
日本赤十字社では、海外での支援活動を行う人を募集しています。
国際要員として医師や看護師、助産師などの医療従事者をはじめ、さまざまな人材が活躍しています。
自然災害やパンデミック、紛争地での被害者といった人々への支援を行っているのが特徴です。
国際要員は日本赤十字社のスタッフとして、赤十字の理念を守り使命感をもって海外で活躍します。
まず、事前に研修を受けたうえで、登録を申し込みます。
登録後にも研修に参加し、学習を続けなければいけません。
その後は、各ミッションで必要となるスキルを保有する人材が選ばれてチームを組み、海外へ派遣されます
誰もが国際要員に選ばれるわけではなく、海外で活動するため資質がなければ採用されません。
国際要員として第一に求められるのは、英語力です。
また、日本とは異なる国で活動するため、多様性を尊重できる柔軟な適応力やコミュニケーションスキルも不可欠と言えます。
派遣先は災害や紛争など、非常に厳しい状況下にあります。
現地の人々に活動を理解してもらうために、大きな苦労を伴うことも多いです。
どのような過酷な環境にあっても、諦めずに前向きに対応できる精神的な強さがなければ通用しないでしょう。
日本赤十字病院では、国際救援に必要なスキルが学べる教育システムを導入しています。
日本赤十字病院で働きながら、国際要員を目指すのもおすすめです。